ChatGPTとClaudeを併用するとき、「どれが最新版?」で迷わないために決めた1つのルール

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ChatGPTとClaudeを併用するとき、「どれが最新版?」で迷わないために決めた1つのルール

ChatGPTとClaudeを同じ仕事で使っていると、最初は「どちらに何を任せるか」を考えます。

私も、最初はそこを気にしていました。

でも、しばらく使っていると別の困りごとが出てきます。

前のチャットにある指示と、今の資料ではどちらが新しいのか。
引き継ぎファイルと現在のルールが違うとき、どちらを使えばいいのか。

AIを2つ使うことより、同じ仕事の情報がいくつもの場所に残り、少しずつズレていくことの方がやっかいでした。

そこで私は、全部を1か所へ集めるのではなく、「食い違ったら、ここに戻る」という場所を1つ決めるようにしました。

使い分けより先に、「どれを信じるか」で迷った

継続している仕事を別のAIや別のチャットへ引き継ぐと、以前作った引き継ぎ資料が残っています。

その資料が間違っているわけではありません。作った時点では正しい内容です。

ただ、その後にルールを変えていることがあります。

すると、古い資料と今のルールを並べたとき、どちらもそれらしく見えるのに内容が少し違います。

ここでAIに両方を渡しても、どちらを今の判断基準にするかまでは自動で決まりません。

詳しく書かれた古い資料を強く参照することもあります。

そこで、資料の量や詳しさではなく、先に優先順位を決めることにしました。

「正本」を1つ決める

私が決めたのは、シンプルな1行です。

この仕事で内容が食い違ったら、〇〇を正とする。

私の場合は、今の判断ルールやガイドラインをNotionに置いているので、そこを正本にしています。

ただ、Notionである必要はありません。

Googleドキュメントでも、社内Wikiでも、1つのファイルでも構いません。

大事なのは、迷ったときに戻る場所が決まっていることです。

AIに「たぶんこちらが新しいだろう」と考えさせるより、人が先に優先順位を決めておく方が分かりやすくなります。

全部を1か所に集めなくてもいい

正本を決めると、「では、全部そこへ集めた方がいいのか」と考えたくなります。

私は、そこまではしていません。

今は役割を分けています。

  • 現在の判断ルールやガイドライン:正本
  • 実データ、画像、分析資料、コード:保存先
  • WordPressやnote:公開先
  • 過去チャットや古い引き継ぎ資料:作業履歴

置き場所が複数あっても、同じ種類の情報が食い違ったときに、どこへ戻るかが決まっていれば扱いやすくなります。

逆に、全部を1か所へ集めても、古い版と新しい版が同じ扱いで並んでいれば、また迷います。

資料を「正本・参考・履歴」の3つに分ける

古い資料を全部消す必要もありません。

私は、残っている資料を次の3つに分けて考えています。

  • 正本: 今の判断やルールを決める資料
  • 参考: 事実や材料を確認するときに使う資料
  • 履歴: 過去にどう考えていたか、なぜ変えたかを見る資料

この分け方なら、古い引き継ぎ資料も残せます。

経緯を確認するときには役立ちます。

ただし、今のルールを決める資料ではない。そこだけ分けておきます。

「残っている資料」と「今使う資料」は同じではありません。

ここが整理できると、AIへ何を渡すかも決めやすくなります。

正本も、ずっと固定するわけではない

正本を決めても、一度書いた内容をずっと変えないわけではありません。

仕事を続けていれば、新しい判断が出てきます。

人が「これからはこちらで進める」と決めたら、その内容を正本へ戻します。

つまり正本は、変えない場所ではなく、今の判断を最後に戻しておく場所です。

新しい判断がチャットの中だけに残り、正本が古いままだと、次の作業でまた食い違います。

私は重要な修正をしたとき、「これは次回も使うか」を確認し、使うなら正本へ反映するようにしています。

次の作業を始める前に、正本を確認する

正本を作っても、次の作業で見なければ意味がありません。

新しいチャットや別のAIで仕事を始めるときは、まず今の正本を確認します。

毎回すべての履歴を渡す必要はありません。

今の判断に必要な正本を先に見て、古い資料は必要になったときだけ使います。

同じ注意や修正を次の仕事でも使える形に残す方法は、ChatGPTに同じ注意を何度も繰り返さない方法でも整理しています。

今日からできること

まず、AIを使っている継続業務を1つだけ選びます。

そして、次の1行を決めてみてください。

この仕事で内容が食い違ったら、〇〇を正とする。

次に、手元の資料を3つだけ見て、正本・参考・履歴のどれかを付けます。

最初から全部整理しなくても大丈夫です。

「どれが最新版か」をAIに推測させない状態を、まず1つ作るところから始められます。

こうした判断ルールや修正内容を、次の仕事でも使える形に整理したい場合は、AI改善OS Starter Kitに、ガイドライン、実例、完成プロンプト、改善ログをまとめています。

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