AIに修正を頼んでも直らないときは、指示を足す前に原因を切り分ける

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AIに修正を頼んでも直らないときは、指示を足す前に原因を切り分ける

AIに「ここを直して」と頼んだのに、見た目が変わらない。

もう一度伝えても、やはり直らない。

こうなると、説明を長くしたり、「今度こそ直してください」と指示を強くしたりしたくなります。

私もWebページの修正で、同じことをしていました。

ただ、何度伝えても同じ場所が変わらないとき、問題は指示の言い方ではないことがあります。

そこで今は、同じ修正が続けて効かなければ、指示を足すより先に原因を見るようにしています。

同じ場所を直しているのに、画面が変わらなかった

あるWebページで、表示の一部を修正していたときのことです。

AIへ修正を頼み、変更も入りました。

でも、実際のページを見ると変わっていません。

そこで、もう一度同じ箇所を直しました。

それでも反映されませんでした。

この状態でさらに指示を足すと、別のCSSや似た設定が増えていきます。

変更は増えるのに、画面は変わらない。

そこで途中から、方針を変えました。

もう修正案を足さず、実際のページを見て、どこで止まっているのかを調べる。

すると、意識の向け先が「どう頼み直すか」から「今どの設定が本当に効いているか」へ変わります。

原因は、別の場所にあることがある

同じ症状が続くときは、最初に直そうとしていた場所とは別のところに原因があることがあります。

Webページなら、たとえば次のようなところです。

  • 修正している対象が違う
  • 別の設定が後から上書きしている
  • キャッシュで古い表示が残っている
  • 想定していた構造と実際の構造が違う

メール内の画像表示で困ったときも、サーバー側の設定だけを見続けても解決しませんでした。

そこで、元画像、サーバー、配信経路、受信側というように、どこまでは正常かを順番に見ていきました。

原因が別の場所にあるなら、同じ場所への修正を重ねても変わりません。

便利な仕組みほど、いったんシンプルに戻す

別の作業では、ファイル変換の仕組みに便利な操作画面を付けていました。

ところが不具合が続き、画面側を直しても安定しませんでした。

そこで、いったん

入力 → 変換処理 → 出力

という一番シンプルな流れへ戻しました。

何が悪いか分からないときは、機能を足すより、間にあるものを減らした方が見つけやすいことがあります。

AIに作ってもらった仕組みでも同じで、便利さを一度外して、最小の流れで確認することがあります。

私は「2回」を目安にしている

何回で原因調査へ切り替えるかに、絶対の正解があるわけではありません。

一時的な通信エラーなら、もう一度試すだけで直ることもあります。

ただ、同じ修正をして、同じ症状が2回続いたなら、3回目も同じやり方を続けるより、一度原因を見た方がよくなります。

私は次のようにしています。

  1. 1回目は普通に修正する
  2. 反映されなければ、対象と指示を確認してもう1回試す
  3. それでも同じなら、追加修正を止める
  4. 現物を確認する
  5. 原因候補を分けて、1つずつ見る

「2回」は厳密なルールではなく、同じやり方を続けすぎないための目安です。

「もっと詳しく頼む」前に、1回だけ現物を見る

AIに修正を頼んでも直らないとき、すぐに長い追加指示を書く必要はありません。

まず、実際の画面やファイルを見ます。

そして、

  • どこまでは直っているか
  • どこから変わっていないか
  • 別の場所が上書きしていないか

を確認します。

そのうえでAIへ、

同じ修正を続けるのではなく、まず原因候補を分けてください。現物を確認し、どこまでは正常かを整理してから次の修正案を出してください。

と頼む方が、状況を整理しやすくなります。

今日からできること

次に同じ修正が2回続けて効かなかったら、3回目の指示を書く前に一度止めてみてください。

そして、

現物確認 → 原因の候補を分ける → 1つずつ確認する

へ切り替えます。

指示を上手にすることも大切ですが、直らないときは「頼み方」ではなく「原因を見る段階」に入っていることがあります。

同じ注意や修正を次の仕事へ残す方法は、ChatGPTに同じ注意を何度も繰り返さない方法でも紹介しています。

こうした切り替えルールや復旧の考え方をまとめて使いたい場合は、AI改善OS Starter Kitに、ガイドライン、実例、完成プロンプト、改善ログをまとめています。

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